Oリング材質

Oリングの材質は、規格材質から特殊なものまで非常に幅が広く、しかも同材質を指す呼称であってもバラバラ(JIS規格や旧JIS規格、商品名、俗称など)なことが多い為、選定が難しいです。同じものがバラバラな値段や名前で売買されている上に、材質の選定ミスはOリングを使用する上で致命的な欠陥になりますので、不安な場合はメーカーに問い合わせて見ると良いと思います。

*材質選定の基礎: Oリングの選定(初心者向け)

16件のOリング情報がございます。

Oリングの製品情報

Oリングが必要なシーンというと一般の方々にはかなり限定的に感じるかも知れませんが、意外と色々な所で使われているものです。様々な情報を掲載しておりますので、機会があれば是非ご活用下さい。

Oリングの材質

Oリング材質は、Oリングの特性を決める最も重要な要素です。耐熱性や耐油性、耐薬品性等々は殆ど全て、Oリング材質の種類に由来しています。原材料と配合の組み合わせで沢山のOリング材質が存在しますので、用途を勘案して慎重に選定する必要があります。

1種A〈1A〉Oリング(NBR-70-1材質)

1種Aは旧JIS規格(JISB2401)で設けられていたニトリルゴム材質です。現行のJIS規格ではNBR-70-1へと名前やスペックが変更されています。

1種B〈1B〉Oリング(NBR-90材質)

1種Bは旧JIS規格(JISB2401)で設けられていた高硬度のニトリルゴム材質です。現行のJIS規格ではNBR-90へと名前やスペックが変更されています。

2種〈2A〉Oリング(NBR-70-2材質)

2種は旧JIS規格(JISB2401)で設けられていた燃料油用のニトリルゴム材質です。現行のJIS規格ではNBR-70-2へと名前やスペックが変更されています。

4種C〈4C〉Oリング(VMQ-70材質)

4種Cは旧JIS規格(JISB2401)で設けられていたシリコンゴム材質です。現行のJIS規格ではVMQ-70へと名前やスペックが変更されています。

シリコン50°〈SI50〉Oリング(VMQ-50材質)

シリコン50°は、半透明色が特徴的な低硬度のシリコンゴム材質です。清潔感のある色調から食品やサニタリー分野で特に好まれて使用されています。

4種D〈4D〉Oリング(FKM-70材質)

4種Dは旧JIS規格(JISB2401)で設けられていたフッ素ゴム材質です。現行のJIS規格ではFKM-70へと名前やスペックが変更されています。

バイトンOリング(FKM材質)

バイトンはフッ素ゴムの代名詞として一般的に使用されておりますが、正確にはデュポン株式会社の登録商標です。

EPDM〈EPT〉Oリング(EP70材質)

EPDMは、耐候性や耐薬品性に優れたエチレンプロピレンゴム材質です。以前から需要の多いOリング材質で、現行のJIS規格からEPDM-70として正式に公的規格材質に加わりました。

CR〈ネオプレン〉Oリング(CR70材質)

CRは、耐侯性や耐油性に優れたクロロプレンゴム材質です。かなり昔から活用されておりますが、Oリングよりもゴム板などに使われることが多い合成ゴム材質です。

PTFE〈4F〉Oリング(フッ素樹脂材質)

PTFEは、極めて優秀な耐薬品性や耐熱性を併せ持つフッ素樹脂材質です。Oリング材質としてはゴムと比べて復元性や柔軟性が劣りますが、テフロンOリングの通称で幅広く使用されています。

テフロンOリング(フッ素樹脂材質)

テフロンはフッ素樹脂の代名詞として一般的に使用されておりますが、正確にはデュポン株式会社の登録商標です。

高機能材質Oリング(パーフロ等)

Oリング材質の中でも特に優れた性能を持つ材質だけを集めた「フロロパワーシリーズ」を紹介します。フロロパワーは、桜シール株式会社の登録商標です。

フロロパワーFF(パーフロ材質)

パーフロ-フロロパワーFFは、耐薬品性や耐熱性といったFFKM(パーフルオロエラストマー)が標準的に持っている優れた特性に、従来品の弱点である機械特性を飛躍的に向上させた最新鋭のパーフロ材質です。簡単に言うなら、パーフロの物理特性をテフロンからよりゴムに近づけることに成功した材質が、フロロパワーFFです。

べたつかないOリング材質

ゴムのべたつきは、Oリング等の製品が使われる中で邪魔になり易い特徴です。そういった問題を解決するOリング材質「フロロアップシリーズ」を紹介します。フロロアップは桜シール株式会社の登録商標です。